Mr.all-rounderへの歩み

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ニンテンドースイッチを代表とする転売屋の手口転載

news.nicovideo.jp

 

私は転売なんかしませんが、記事に書いてる内容が事実っぽいから

転売屋の人の意見を転載しときます。

 

 

同機は、3月3日の発売から半年以上が経過したにもかかわらず、今なお入荷すれば即完売。ニンテンドーが増産体制のアナウンスを出した今でも、オークションやフリマアプリではプレミア価格での取引がされている。

 プレミア価格が付くということは、欲しいと思っているにもかかわらず買えない人が多数存在することを意味している。転売屋による買い占めも、買えない人を生む要因の1つだろう。

 では、転売屋は多くの人が買いたくても買えない商品をどのようにして買い占めているのだろうか? もし、あなたがニンテンドースイッチを買えないとすれば、それは9割転売屋のせいかもしれないと思わざるを得ない驚きの手口を紹介しよう。

◆「子供のためにどうしても欲しくて……」と言えば在庫を教えてくれる

「いちばん大事なのは、情報です。毎日、行動圏内の店に片っ端から電話をかけて入荷の有無と、入荷するのは何曜日が多いか聞いておきます。ヨドバシカメラやゲオのようなチェーン店だけでなく、電話帳を引いて個人経営っぽいゲーム屋にも電話をかけるのもポイントです。特にチャンスなのがおばさんの店員が電話に出たとき。『子供のためにどうしても欲しくて……』みたいな小芝居をかますと、まず教えてくれますから。たまにコッソリ予約を取ってくれることもありますよ(笑)」

 店舗に目星がついたら、次は購入だ。しかし人気商品は1人1台限りの場合も多く、1人で大量に買い占めることは難しそうだが……。

「店舗ごとに対応が違うので一概には言えませんが、店員を変えてレジに並ぶのは基本ですね。まず最初にベテランっぽい店員から買ったら、車やロッカーに商品を隠して、またバイト店員の列に並ぶ。ベテラン店員は自分が担当していない客でも誰が買ったか目を光らせていたりしますが、バイトは適当な場合が多いのでうるさく言われない。大型店舗では特に有効です」

◆チェーン店の転売屋対策とは

 またチェーン店には独自の転売屋対策があり、それを破る方法もあるという。

「たとえば大手家電量販店Xでは、プレミア商品を2回購入しようとするとエラー音が鳴ります。これは、日付を変えても同チェーンの別店舗に行っても代わりません。どうやらポイントカードに購入履歴が残っていて、会計の際に履歴を参照してエラー音を出す仕組みのようです。

 ということはつまり、前もってボールペン等の安い商品を買ってポイントカードを大量に作っておけばエラーは鳴らないんです。また、某ビデオ店の抽選販売は電話番号のみで抽選ができるため、月100円で家の番号を1つ増やせるフレッツ光の『追加番号サービス』や月500円で携帯番号が付与されるドコモの『マルチナンバー』を最大限活用すれば、買える数もグッとアップします」

 店舗販売ではなく通販でもこのようなテクニックがあるという。

転売をメインとする業者が販売している自動購入ツールがあるんです。自動で商品在庫の有無をチェックし、在庫があれば注文信号だけを直接サーバーへ送ってくれるので、一般客よりも数十倍速い速度で購入できます。一度商品ページを指定すれば在庫確認まで全自動なので、セッティングしたら放置でOK。対応していないサイトもありますが、ヤフー、楽天などの大手サイトなら入荷したらほぼ購入できます。楽天が100台単位のニンテンドースイッチを入荷をしても10秒で売り切れるのは、僕みたいにツールを使っている人たちが食い荒らしているんでしょう」

◆家電量販店員を“買収”する手口

 さらには半分犯罪スレスレの技まであるとか。

「安定して台数が取れているのは、ツールのほかに家電量販店の店員を“買収”していることも大きいですね。入荷日をコッソリ教えてくれるだけではなく、本来予約を受け付けていない商品を予約して横流ししてくれるんです。儲けは店員と折版ですが、取れる数がデカいので儲けも大きい。狙い目は中堅チェーンの契約社員。彼らは待遇に不満を持っていることが多いので、話を持ちかけたら乗ってくることも多い。逆に大手の店員は忠誠心が強くて全然ダメです。話を持ち掛けたら上に報告されて、ある店舗で出禁になってしまいました」

 その行動力と発想があれば、転売屋をせずとも、十分普通の会社で成功できそうだと思う人は少なくないだろう。このような転売屋がいる中で、一般客はいかにしてほしい商品を買えるのだろうか。流通構造の根本的な改革が求められているのかもしれない。<取材・文/日刊SPA!取材班>