眠たくないから10年前の大学将棋の話でもしますか。
団体戦の序列がA、B、Cってあって、Cは24レート1500でも戦力になるくらい、Bは24レート1800で五分くらい、Aは24レート2300でも負け越すって感じなのが、私も周りも認識してました。
私はAの下の方の大学で一応レギュラーでした。みんなAで出場してる人らって8割以上くらいは小中高時代の全国大会や研修会や奨励会で顔を何度も合わせたりしてるから、仲良かったり調べなくてもお互いのことがばれてるんですよね。
7-0とかで全勝することをスイープと呼んでました。オーダーってのもちゃんとあって実力順じゃなく、戦略の余地も介在します(相手のエースをこちらの弱小メンバーと戦わせる当て馬とか今もあるのかな)層の厚い大学は控えメンバーが他大学の棋譜取りに回ってましたね(BやCではあまり見かけなかったかも)
他大学の誰誰が留年とかの情報も回ってきて、他大学の次期の戦力とかも大体わかるのですよね笑。奨励会員は大会出られないから、奨励会辞めさせて大会出そうとするやつもでてきたり笑 団体戦で負けて揉めてる人はいなかったかな。泣いたら少し話題になります。
盤駒時計をなるべく持っていかなければならなくて、全国大会出場でもらえる盤(裏返したら名前書いてるやつ)を持っていくとイキリと思われるからなるべくもっていかないようにする流れはありましたね。私は高校竜王ベスト16の後輩とかからエースと言われてイキってました笑(恥ずかしいかぎり)大体私はオーダーで4番目くらいになるから強豪校の中のさらに強豪のエースと当たることが多かったです。
横山大樹さんや中川慧梧さんと自分は同年代で、立命館在籍されてる時にフルメンバー同士で団体戦で対局したのが、私のチームでやるゲーム人生の中で一番ガチンコで面白い体験でしたよ。将棋より負けて悔しいゲームは無ければ、将棋より運の絡まない対戦ゲームもないです。将棋は最高です(*^▽^*)