shredderちゃんとの荒い棋譜を載せます。それだけならいつもと一緒ですが、今回は自分の使ってる解析ソフトの候補手も紹介しながら振り返ります。ちなみに、自分のPCも解析ソフトも何世代か古いし、しかも深く探索する設定をしてないにもかかわらず私より強いですね笑(多分このAIですら日本人で勝てる人いないレベル?)。
白が自分です。
解析ソフトで盤面を再現しました。
序盤はこんな駒組みになって手番が私です。
c2が狙われてるから守らないといけない局面ですね。キャスリングやd1にキングが移動しても、黒は構わずc2にナイトが突っ込んでくるからダメで、他に守る手がc1にルーク動かすくらいってことでRc1としました(自分の解析ソフトも最善手でした)。
以下、Rc1、Ne4、Nxe4、dxe4、Ne5と進んで
手番黒のこの局面になりました。黒がd5にナイトを移動させて、白がg4にポーンをついて、黒がc8にビショップを引くのが黒にとって良かったっぽいですが、本譜Nxa2で黒が少し悪くなりました。
本譜 Nxa2、Ra1、Qa6、b3、f6、Nc4、c5、c3、cxd4、Bxd4と進んで、黒のナイトをとれて白が有利になりました。
もし、Nxa2、Ra1、Nb4なら、Nc4で白がポーン2つ分くらい有利になるはず。
白手番のこの局面まで進みました。
ルークがa8に入る手、ビショップがb6に入る手なども読みましたがすぐに良くなる手がなかったように見えたから、e3にポーンを突きました(ソフトの最善手と同じで大幅に白有利)。意味は、f1のビショップのききを通してc4のナイトがどいたらb5のクイーンにささるのと、d4のビショップとf4のポーンを守れるのと、逆に黒にe3にポーンを突かれたらf5のビショップのききを通されつつ、将来的にf2に黒ポーンのくさびを打たれる形が作られるのを防ぎました。実戦ではe3にポーンを進めるのは、少し悠長に見えたけど、相手に怖い応手がなさそうだったから、じっくり腰を据えた攻撃の準備の手になりました。
本譜 e3、Qc6、Bb6(緩手かも)、Kc8、Ra8+、Kd7、Rd8+・・・と進みました。
e3、Qc6の後、Ra8+、Kc7、Qa7、kd7、Nb6+と進む方が白が有利になったようです。
手番が白のこの局面になって、自分のソフトの最善手と同じNe5とやって
以下本譜、Ne5、fxe5、Bc4と黒のクイーンを串刺し(ピンって言った方がいいのか)にして大幅優勢。その後楽勝モードになってから何も考えずに指した手が悪手だったという冗談を交えながら勝ちました。
相応の時間をかければ私でも、何かありそうな局面で自分のソフトの最善手と結構シンクロしますね!チェスは将棋よりも決まりきった最善手が多い気もします。時間かけずに出来ればもう一段階強くなれそうかな。