文吾先生の全盛期は特に強いのはもちろん知ってて、はたして本当のところはどれくらい強かったのかを知るために昔の棋譜を調べてみました。
研究したところで私に将棋の地力がないから勝算はないんですけどね笑
文吾先生の全盛期は一応、タイトル戦の番勝負で強い人に勝ってタイトルを獲られた時の棋譜からみていこうかなと。
1986-12-18 十段戦福崎文吾 vs. 米長邦雄 十段戦
私が生まれる前ですね、十段戦ってのは竜王戦の前身のタイトルです。
文吾先生が先手で振り飛車、後手が米長先生で居飛車です。
この場面で、自分なら第一感7五に歩を打ちますが、
文吾先生は3五歩でした。
囲碁とチェスは解析ソフトを使って一人で勉強することがありますが、将棋の解析ソフトは一度も使ったことないので7五歩ではダメだった理由がいまいち不明。私が将棋の勉強を何年も前からしなくなったのは、実力が頭打ちしたのと現状で満足してしまったから、特に勝ちたい相手もいなかったからとかですね。なので今さら解析ソフトを使って研究や定跡の本を読んだりはしません。今回も対策というよりか、指導対局を受ける前に文吾先生がどんな将棋なのか改めて知るためや、元タイトルホルダーと対局出来るかもしれないありがたみを再認識する為の意味もあります。
さっきの続きで、97手目で3五歩ですね。
角の逃げ道ふさがるから怖くて私は打てません。私なら3三に銀打つか、2六に桂馬を打つ手を考えます。
112手にて文吾先生が勝ちました。この対局で十段のタイトルを手にされたはず。
次は・・・1986-11-04 十段戦福崎文吾 vs. 米長邦雄 十段戦
先手の文吾先生の手番で95手目6四角とされました。
自分なら手を渡してもすぐには困らなさそうだから3五の銀を引きたくなりますね。
そこから9九竜とかには8五桂とかもいけそうな?
これがプロとアマチュアの差なのかな。4三金でも良かったかも?
6四角から強い指し回しで文吾先生が勝利されました。
私と文吾先生の手にどれくらい差があるのかソフト使って解析してみたい気になりますね。
いわずもがな全体を通して確実に私より文吾先生が格上ですが、想定してたよりかは意外とワンチャン無くはないかもしれない!1%くらい勝算がありそう?もっと持ち上げるつもりだったのに・・・もうちょっと調べてみて追加で記事にするかも。