夢が叶いました!!!ついに福崎文吾九段と対局が出来ました・・・・。
こんな嬉しいことってめったにないかも。生でお会いましたが動画で見る時と変わらず非常に優しく面白い方でした! 先生は元タイトルホルダーで、最強のゲーマーでもあるので私もある意味負けられなかったです。リスクマッチでした。
5月14日に3面指しのイベントがあったから電話で確認して、運よく一番最初に予約が取れて対局です。プロと対局自体が初めて、ドキドキワクワク。何年かぶりに将棋やるくらいだったから1か月前から詰将棋したり文吾先生のタイトル戦の棋譜を並べたりしました。
BGM ON。
(先生自身も盤面も写真撮影許可を頂いてます)
平手(ハンデ無し)です。先手はどうぞと言われましたので私が先手です。緊張しますね。オーソドックスに自分が四間飛車で福崎先生が居飛車で進みました。自分の囲いを穴熊にしようか迷ったあげく美濃囲いに。正直対局前には相振り飛車になるかと予想してました。
画像から、相手が△7五歩、▲6八角、△7六に歩を取り込んできて私が飛車で取りました。そしたら△7五歩と先生が打ってきて、一番下まで下がろうと思ったけど2段目に飛車を下がりました。以下、△8四飛車に▲4六角って私がしました、角を移動させてすぐに気が付きましたが8筋で竜を作られるやんって焦りました・・・。感想戦でも「高美濃組んでたりしながら角出ずに待ってても良かったとアドバイスを受けました。もちろん角移動後に8筋の歩を突かれて同歩同飛車で、▲8八歩と受けました。その後先生が△5一金とたしかされて、自分が▲6五歩と突いて先生が△5三銀とされて、自分が▲9一に角を成って、先生も△8八角と成ってきて、同飛車に同飛車成りとされました。自分が▲6六に角を打って、△8九竜とされました。そこから▲1一に角を成りました。先生が△7九に飛車を打ってきて、▲5九香と受けました。
画像の場面では手番が先生で、KENTOって検討アプリによると先手の私が+356点のようです。ここから△7六歩とされたので▲7八歩と受けました。△3三桂と角道を止められて、▲4六馬と引いてきて(感想戦で良い手と褒められました)、先生が△9九竜と香車を取ってこられました。
そこからこちらも危ないけどノーヒントで手薄になってる端を攻めました。▲1五歩、△同歩、▲同香、△1七歩みたいに進んだはず。感想戦で、端を「やってこないと思ったけど端攻めるの良かったです」と言ってもらえました。指した時も「厳しい手が来た」とおっしゃってもらえました(*^▽^*)
私が▲2四馬ってして、詰めろと桂取りをかけてる場面です(2四馬と指した後に「その馬怪しい」と見抜かれてました)。以下、△1九銀と王手をされて(取ると△7二竜からやばそうに見えたから安全策をとりました)、▲3九玉と逃げました。△1八にと金を作られてこちらに手番が来ました。
相手の竜が7五にいる理由は、4六に私の馬がいたときに、7九の飛車が当たっていて、6九に一旦飛車を先生が逃げて、そこから6六桂って手を先生がされたのを私が同銀と取って同竜と先生が取ってきた後に、他の手を何手かやった後に、7二金と私が相手の逃げ道をふさいだ後に、その時に7二の金が浮いてたので7五竜と先生がされて、4二の相手の銀を成香で王手をかけながら取った後に、6一銀と金にヒモをつけながら、5二にいた玉に王手をかけたりしたからです。
ただでさえ3面指しで先生が自分に対して考える時間が少ないうえに、緩めてくださったおかげで、最後▲5二香まで指して勝つことが出来ました。とはいっても、ちゃんと詰将棋と寄せの本で勉強した甲斐もあって詰みを自分で見つけられてなおさら嬉しいです。
握手もしてくださって、先生の方から二人で写真撮ろうかと言ってくださって、ゲームの話もたくさん出来て本当に嬉しかったです。
ありがとうございました!!!私にとって一生の記念です。
ちなみに、先生の最近やってるゲームは、エルデンリングとクラッシュロワイヤルだそうです。私も始めよかな?
帰って来てから、福ちゃん先生に褒められた言葉を思い出しながら、自分の棋譜を並べて悦に浸ってます笑。「緩めてない」とは仰ってくださいましたが、めちゃくちゃ手心が加えられたのが私も福崎先生の過去の棋譜を並べて知ってるから目に見えて分かるので、プロにガチで勝てたとは思ってません、でも嬉しい。
先生も妖刀流の異名を持つくらい切れがすさまじかったですが、
日本最強のmarverick gamerの称号を守れたのと、関西で一番頭とトークが切れるのもなんとか私だったようです。