以下しばし引用
11月12日からテーマパーク「スペースワールド」(北九州市)で行われている、「5000匹の魚を氷漬けにしたアイスリンク上でスケートができる」という演出が炎上しています。
問題となっているのは、同施設のアイススケートアトラクションの中で行われている「氷の水族館」という演出。スケートリンクの中に5000匹もの魚が氷漬けにされており、公式サイトでは「前代未聞のアトラクションで日本初、いや世界初間違いなし」と宣伝されています。
また同施設の公式Facebookには「おっ・おっ・・・溺れる・・・くっ・くっ・苦しい・・・(原文ママ)」などのコメントと共にアイスリンクから凍ったまま顔を出す魚や、アイスリンクの中で凍っているジンベイザメ(一部写真だったようです)の様子が確認できます。
Twitterなどではリンクの中から魚の頭が飛び出していたという報告や、スケート靴のエッジが魚にこすったのか「氷に血がにじんでいた」という目撃談も寄せられています。
さらに「何でまたこんな悪趣味な事をするんですかね?」「氷漬けにした魚の死体を踏みつぶしながら遊ぶとか狂気の沙汰としか…生命への冒涜かな?炎上商法かな?」「氷の水族館に狂気しか感じない」など倫理観についてのコメントも目立ちました。
過去には氷で気仙沼市の魚を包んだ“氷のアート”が宮城県で展示されたことがありますが、今回は氷漬けにした魚の上を人間がスケートして遊ぶというシチュエーションに多くの人が疑問を感じているようです。
なお、編集部はスペースワールドへ演出意図や批判について問い合わせています。
前にテレビで海外のセレブが主催元に何百万円(円に換算)と払って、殺されるためだけに育てられたライオンを射殺して楽しむアトラクションがあるのを紹介してて、それと似たようなものと思いますね。
言うまでもないけど、食べるために殺すのと、
遊びのために殺すのじゃ全然違うからね。
趣味趣向は自由とは思いますが、私はそういったのは好かないですね。
ちなみにスケートも結構得意でした(全く最近やってないから過去形)。
追記
以下記事を引用して、自分の意見もまじえつつ主催もとの主張を紹介してみましょう。
取材受けられた広報の方の主張もまともと思いますが、ちょっと私にも語らせてください。
――展示されている魚は生きたものを利用したのでしょうか
広報:いいえ、違います。本物の魚は公設市場の鮮魚店から卸してもらったもので、鮮魚店には今回の企画意図もきちんと把握していただいています。なお、卸してもらった魚の多くは商品にならない「規格外」のものです。またジンベイザメやサメ、エイなどの大きな魚は写真を等身大に引き延ばして氷の下に埋め込んだものであり、本物の魚ではありません。
ジンベイザメなどは、写真を引き延ばして埋め込んだもののようです。
そこは誤認でした。しかし、大きな魚を写真にしたからって、小さな魚は本物を使ってるしセーフなんてことにはならないと私は思いますよ。規格外の使ったのってただコスト減らしたいだけじゃ
もしかすると記事を読んで、主催者が生きたものを直接利用してないから私の言った
「言うまでもないけど、食べるために殺すのと、
遊びのために殺すのじゃ全然違うからね。」
には該当しないのじゃないのか、って思った方もいらっしゃるのかもしれませんが、
ライオンのことをメインに言ってるから何も間違ってません。さらに、
あらかじめ埋める目的以外で殺した魚を埋めようが、鮮魚店に了承を得て埋める目的で魚を殺してから埋めようが、生きた魚を埋める目的で埋めて殺そうが、結局のところ遊びに利用してるのに変わりがありません。
――今回の展示意図とは具体的にどういうものですか
広報:海の生き物に触れてほしいという意図から今回の展示を行っています。展示スペースは「深海ゾーン」など複数のゾーンに分かれていて、どういう魚が展示されているのかという説明文も添えられています。
本気で「海の生き物に触れてほしい」のだったらもっと別のやり方があったと思います。魚を凍らした上をすべるのは、中々受け入れられない部分が多いと思いますよ・・・。もったいないです。
――一部の来場者によると、「氷に血がにじんでいた」「魚の体が氷面から露出していた」という報告もありますが
広報:それは展示当初に氷が溶けてしまったことが原因だと思います。溶けた魚に関してはバックヤードに引き下げており、現在魚が氷面から露出しているということはありません。また、露出していた魚に関してもスケートをしているときにエッジ(スケート靴の歯)がかすって損傷したということではなく、故意に氷を削ったり魚を蹴ったりしないと損傷するということはなかったのではないだろうかと思います。しかし私たちも初めての演出なものですから、未熟な点があったと思います。
ここもかなり改善余地がありそうですね。せめてやるのだったら、ちょっとやそっと氷削ったくらいで刃が魚にとどかないように配置してないのがおかしいです。
――展示された魚たちは処分されるのでしょうか
広報:展示を終えた魚たちに関しての対応については検討中です。魚たちの命も含めて、海の世界を感じていただくという演出趣旨ですので、展示終了後は頑張ってくれた魚たちを供養しようという案も出ています。
どうしようが勝手ですが、てっきり責任持って食べる一択だと思ってました。
総評
――公式Facebookには「おっ・おっ・・・溺れる・・・くっ・くっ・苦しい・・・」というコメントもありましたが、表現には問題がないと思われますか
広報:私とは別の担当者が面白く思ってもらえたらと考えて投稿した記述だと思います。ただ、注意が足りない投稿であったと感じています。申し訳ありません。
この公式の発言が炎上に拍車をかけましたね。というかこれがほとんどの原因と思われます。それと事前に分かりやすいところに、一部の魚は写真ということ生きた魚を氷漬けにしたわけでない旨を表示しとくべきでした。出来てれば少なくともここまで炎上はしなかったはずです。ただでさえ一般の人に受け入れられにくいことを入念に考えないとこうなっちゃいますよ・・・。
もうひとつ追記!このアイスリンクで楽しんでる人に文句を言うのはお門違いだからやめてあげてね。恐らくその人たちのほとんどが別に命をないがしろにしてるってわけではないからです。